水と
森と
木のストロー
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①森があるから水が生まれる
私たちが日々使用している水は、雨水だけ降ってもすぐ利用できる訳ではありません。森が降った雨(水)を一時的に土に蓄えることで、木々の光合成の際に蒸発させ、その残りを湧き水という形でろ過しながら川に流していく働きをしています。こうした重要な機能を持つことから「緑のダム」と呼ばれています。
②日本の森林の4割は人工物
日本の森林の約4割は森林の機能を復活させるために戦後人工的に作った森(人工林)ですが、林業の衰退にともない、人の手で管理されることなく放置されている状況です。人工林は原生林と違いほったらかしにしてしまうと自然のサイクルが循環しなくなり、土砂災害の原因になることもあります。
③緑の砂漠化
適切に整備されず放置された人工林は、見かけは立派な森ですが、土壌・下草が育たず、森としての保水・浄化能力がないハゲ山と同じ。人間の目からは緑がたくさんで豊かな森に見えても、実際は不健康な森のため「緑の砂漠」と呼ばれます。
④木を買うことは緑を守ること
いまできるもっとも簡単なことは、できるだけ国産の木を買うこと。木の需要があれば不健康な森の木が伐(き)られ、光が差し込み、雨を受け入れられる健康な人工林へと整備されます。
「木のストロー(木製ストロー)」は世界的な脱プラスチックの流れを受けて開発を始めました。日本の木材を使用することで林業の活性化だけでなく、適切な森林管理が促進され、森と森が貯めている水を守ることにも繋がっていきます。
木のストローは国連が掲げる「持続可能な開発目標(SDGs)」に沿った環境に優しいストローです。
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